「研究、開発費を応援して下さい」
相次ぐ諸材料の値上げ人件費の高騰の為、今研究開発している課題を急がねばなりません。
それはこれからの日本のフードロスを防ぎ、非常災害に備えるべく研究開発していた事柄を
数年以内に仕上げなければ、と考えました。
営業の本来の姿としては、通常の営業利益の中でそれらの経費を捻出するのが本当でしょう。
たぶんそれでは3年以上かかってしまいます。
今の経済状況、経済環境から推察するにそれは難しいと判断しました。
現在の研究開発の課題は二点です。
一つは研究して8年は経つ「長期保存可能な無添加パン」(パーネ・エテルノ)です。
37種類実験を繰り返していたものの内、17種類は2ヶ月以上の保存の有効性が第三者機関によって証明されています。
ですがこのうちの数種類は数年保存可能な状態ですが、後の十数種類をも数年保存可能な状態にしたいと考えています。(今のところ出荷の時は、賞味期限は5週間になっています。)
またもう一種類の研究課題は「半発酵冷凍済みの無添加パン」(UTY=Up To You)です。
この件に関しては杉並で営業していた時から研究していましたので、かれこれ15年間になります。
これが完成した暁には家庭においていつでも焼き立てのパンが食せる、というものです。
何れの二点とも無添加で保存性の高いパンになることは間違いありません。
また非常食としてだけでなく普段使いのパンとしても有効と考えます。
特に第一点目のパーネ・エテルノに関しては欧米諸国に輸出さえできます。
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有利な点:
1.非常食として販売できます。現在他社は缶詰、レトルト等の方法を使っていますが、無添加では無く保存料をはじめ化学合成の添加物を使っています。
2.現在問題になっているフードロスの対策にもなります。日本の食料自給率は一時40%と言われましたが、近来は20%以下になっております。
上記に課題の解決は日本の食糧問題も解決し、食糧資源を余すところなく活用できる術と判断します。
3.また上記二課題を解決しているパンは世界中見渡しても、そのたぐいの発送さえ見受けられません。
ですからこの課題解決は日本の食糧問題だけでなく、世界規模でも注視される事項です。
不利な点
1.個人店規模のデッセムでは課題の内容的に、余りにも規模が壮大で研究開発するにしても人的資源に乏しいです。
2.また設備的にも厨房の広さも充分ではありません。
3.先に挙げましたように、数年で解決すべき問題でも資金的に無理が生じます。
4.研究開発主宰するものが廣瀬満雄のみ、ということでは廣瀬の寿命が終わった時、問題解決もできないことになります。
そこで私が考えたのは、「デッセムサポーター」そして「デッセム応援団」制度です。